第7回 ステレオタイプの形成

  • カテゴリー化に関連して

人を分類する代表的カテゴリー①顔面偏差値 ②体型 ③年収だと思っていました。

「ブラック企業が増えている」とテレビで見たことがあって,私からすると「働いている人」や「会社」は外集団であり,「企業は全部ブラック」だと思っていた時期がありました。「外集団の人は皆同じだと思われやすい」はまさにこれのことだと思いました。

  • 錯誤相関に関連して

「殺人犯の部屋からゲーム・アニメのDVDが大量に出てきた」というニュースからそのような趣味を持つ人は危ないと錯誤相関が生じているように思う。また,ゲームやアニメそのものが危ないという偏見も起きているのではないか。報道関係者が悪意を持って普通の人にレッテルを貼り,小集団・外集団に意識的に位置づけようとしていることもあるかもしれない。

錯誤相関は悪意がなくても無意識にしてしまうとわかった。メディアがよく,殺人事件を起こした人がアニメを見ていると批判されているが,そういうのも錯誤相関によるものなのかなと思いました。

殺人の例で見ると「殺人→実は精神科に通っていた→精神疾患患者は危ない」という流れを一番感じるのはやはりニュースとか情報番組だと思います。それとも,そういう情報はニュースで上げるのが多いから,もともと情報番組で感じるのは当たり前でしょうか。

(参考)おたく差別(Wikipedia)

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