第5回 自己概念

  • 自己意識,自己没入について

嫌なことがあったりした時に「どうして自分はこんななんだろう」と思ってしまうことが多々あり,また,何もしない時でも時々過去の失敗を思い出してしまい,頭を抱えたくなったりするので,自分は自己没入が高いのかなと感じました。

落ち込んでいるときほど人と話したほうがいいといわれるのは,注意を外に向かせるためだったことが分かりました。でもそのとき注意を外にむけてもまた一人になったときに注意が自分に向いてしまいます。

うつ病の人は自分の内面に意識の向いている人なのだとわかった。つまり反省を良くしている人と考えるので良い人だと思う。いい人というのはうつになりそうと言われる理由がわかった。

自己意識が高まるときは,他者の目を気にしているときがある。自己没入が高まる原因にも,“失敗した”と感じるのに他者の目があるからだと思った。そもそも,失敗にも社会的ルールはあるし,自己意識,自己没入には他者が関わっていると思った。

  • 自己概念について

社会心理学の自己の定義として自己は社会的に形成される多元的なものだとされていたが,自己概念の定義としては持続性のある自分の本質について概念化されたものだとあった。この関係に影響を与える新しい言葉として作動自己概念というものがあり,それには重要他者の影響が大きく関わることが知れた。

今まで自己概念とは自分の性格や自分とはどのような人かなどパーソナリティのものだと思っていましたが,社会心理学においての自己概念と概論などで学ぶ自己概念とはちがうんですか?

作動自己概念で重要他者の存在が自己概念に関係するのがわかった。そのため,他者によって性格が変わるのがわかり,本質的な自己はないのかと思った。

  • その他

自己概念や自尊感情など色々なキーワードが出たため色々復習する必要がある。

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