- 集団の中に入ると没個性化が進み普段温厚な人でも攻撃的になるなら,攻撃的な人を穏やかな人がたくさんいる場所に入れると性格が穏やかになるのかと思った。
匿名性でいえばネットの掲示板などでは暴言を吐いていた人が現実の世界に出てくると態度がころりと変わることがある。 - 自覚状態が低くなることで普段は行わない大胆な行動に出るというのは現代のネットの掲示板などで見られるものにあてはまると思った。
- 日本人は風邪でなくてもマスクを付けているので外国人に不思議に思われるという話を聞いたことがあるが,日本人は没個性化しようとしているのだろうか。
- 没個性化の具体例としてフーリガンのことについて取り上げられていましたが,私はその話を聞いて,野球における阪神ファンのことを思い出しました。阪神ファンは団結力が高いことで有名で,よく日本一になったら橋から川に飛び降りるという話で有名ですが,それらの行動の原因には匿名性による没個性化が働いたのだなと思いました。
- 「嫌なことを忘れるために飲酒する」という行動は,ある意味では理にかなった行動なのだと知り,驚きました。私自身も嫌なことがあった後に食べすぎてしまうことがあるので,飲酒と同様に気をつけたいと思いました。
- 自己意識が高ければ他者からの視線を気にしたり,自分の行動・考えについて振り返ったりするので,他者との世界(社会)では行きやすくなるし,自己意識が低ければ緊張することが減るかもしれないし,双方にメリット・デメリットがある。人は無意識のうちに自己意識が高まったり低くなったりしているのか。
- Hullの実験のアルコールによって引き起こされる私的自己意識の変化(注:生理的反応の変化です)についての疑問で,実験者のアルコールに対する強さはみんな一緒な強さで実験を行ったのでしょうか?