-
進化について
変異とは,環境に適応しようとして起こる現象であると考えていた。だが,変異はランダムで起こり,結果的に生存に有利なものが自然と生き残っているだと知り,驚いた。多細胞生物の場合,突然変異は生殖細胞で発生しなければ遺伝しないとされるが,無性生殖で起こった変異は次世代に遺伝されるのか疑問に思った(分裂によって生き残った遺伝は自然選択されたと言ってよいのか)。
私たちは「変化」ということについて,何かの目的や利益のために自らを変えようと努力することが多いが,進化の過程においては身についていた能力を変えることよりも,その能力が今の環境に適応できるものかが重要で,ほとんど環境に左右されているように感じた。
至近要因で相手よりも自分だけが得をしたり,自分だけが損をしたくないと書いてあったが,人間すべての人がそう思っているかはわからないと思った。
脳の大きさは群れサイズによって左右されているだとわかった。渡り鳥などは群れで行動するので,群れない鳥よりも脳が大きのかなと思った。